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浅野ヨシオ「たった1通で人を動かすメールの仕掛け」書評

本書「たった1通で人を動かすメールの仕掛け」の内容を一言でまとめると、

読む相手がわくわくするようなメールを書きましょう。

ということでしょう。

しかしながら、その具体的テクニックは、ビジネスメールの手本としては全く失格。
礼儀を知らない人と先方に思われても仕方のないメールの手本のオンパレードです。
メール本文の内容もそうですが、それに加えて、HTML(リッチテキスト)メールで、強調する部分は「フォントを 36pt」で、とか、自分の近況を写真に撮って添付するとか。
WIDEプロジェクト時代からネットを使っている私には眉をひそめる内容が多々あります。

しかしながら、参考になる部分も多々あります。

  • 相手が聞いて欲しいこと
  • ほめてもらいたいこと
  • はげまして欲しいこと

を書くように、など。テクニック系でなく、どのような文章を書けばいいのか、については素晴らしいことが書かかれています。

「相手の心をつかむメールの3原則、『KST』」の、

  • 共感・尊重
  • 称賛
  • 丁寧

を書くように、とありますが、これはまさに「相手の立場に立って考える」。勝間和代著「断る力」の本題そのものです。

そして、「それは違うんじゃないか」と思っても、まずは相手を受容し、そして「こんな方法もあるよね」と自分の考えをそれとなく書くのも、「人間関係にうんざりしたときに読む本」や「人を動かす質問力」に書かれてあるように、受容→提案のテクニックは人間関係に通用します。

結論として、「自分が書きたいように書くのではなく、相手によろこんでもらえるように書く」は正鵠を射ています。

蛇足ですが、寺田君がブログで手放しに本書を賞賛していますが、エントリの書き方が、多色使いやフォントサイズ変更、大げさな改行など、本書の「テクニック」(冒頭で私が眉をひそめたもの)に似ています。
寺田君も浅野ヨシヲ氏の影響を受けてあのようなデコレーションをしたのかな、と深読みしたりして。

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コメント

どもー。ごぶさたしてます。

このメール術は、おっしゃるとおり「ビジネス以外の場面で使うもの」です。

だから「用途限定」。人間関係を作りたいとか、相手との距離を縮めたいとか、そういう部分で使うものですね。ビジネスで使うものではありません。はい。

そういう「著者が意図していない立ち位置に立って批判する」のは書籍への評価としてはよろしくありませんよ。

あと、私がIza!でフォントサイズを変えたり、行間を空けたりしているのは、それが「Iza!」というブログだからです。(昔からそうです。)

ブログでも本でも「想定する読者層」ってのがありますからね。
私の本家のブログ http://www.sr20.jp/ は、とってもオーソドックスな概観でしょ?
2つの違いは「想定する読者層」です。

ブログでも文章でも「トーン&マナー」という考え方があります。それは「想定する対象」によって変えるべきもの。

ぜひ、ご理解の上で浅野さんの本やIzaの私のブログをお読みいただければ幸いです!

では、また~。

P.S.
先週、名古屋に行ってきました。
どえりゃー涼しくてびっくりしました。
●●

投稿: てら | 2009.09.09 18:26

ご無沙汰しています、てらさん。

あらら、読み方が間違って(フォーカスがずれて)いましたか。(^^;
私の場合、友人以外のメールって、仕事関係しかないものですから、つい、!(友人)=(ビジネスメール)だと思い込んでいました。(^^;

ご指摘大感謝です。
ここでは敢えてエントリの本文を修正するのはやめて、本文&てらさんのコメントで一つのエントリとしたいと思います。

「トーン&マナー」「想定する対象」、確かにその通りですね。
「想定する対象」はまさに、「相手の立場に立って文章を書きましょう」そのものですね。

本家ブログもRSSリーダーに登録させていただきました。
こちらも楽しく読ませていただきます。(・ω・)ノ

それでは、また。
もし速読講習会を名古屋でやるようなことがあれば、ぜひ教えてください。

投稿: マーマー・ヨ | 2009.09.09 20:36

ども。丁寧な返信、感謝です。

読者としては、どうしても「自分の現場から」というスタンスで読みますからね。
著者は「想定読者」を持っているんですが(私の場合、想定読者は特定、固有名を持つ2人)、それとずれる人が読むと激しく「はぁ?」っていう感想が出てきます。(^^;

ま、しゃーないですね。

>>もし速読講習会を名古屋でやるようなことがあれば、ぜひ教えてください。

あら?そうなんですか。それ、早く教えてくだされば8月のレッスンにご招待しましたのに!

もう名古屋で開催することはないと思います。。。すんません。
(しかも、運営会社が新しくできましたので、今後は個人的なご招待ってのはちょっと難しくなりそうな予感。)

なにしろ、今後ともよろしくお願いします。
●●

投稿: てら | 2009.09.10 06:31

てらさん、わざわざコメントありがとうございます。

確かに私は想定読者から外れていたかも知れないですね。あるいは、「想定読者」のフォーカスから外れて読んでしまったか。

表紙に「ビジネス(中略)…これで落ちない人はいない!」と書いてあったので、ビジネスメールでも使える「仕掛け」だと思ってしまいました。

ああ、速読会、名古屋でもやっていたのですか。しまった、てらさんのサイトのチェックを怠ってました。残念。

今後名古屋でやらないとなると、大阪で開催する時に参加するとかします。

ところで、無茶な質問ですけど、てらさん以外でお勧めできる速読のセミナーとか本などがありましたら教えてください。わざわざ調べていただかなくてもいいので、「もしお勧めがあれば」で構いません。

では、今後のご活躍に期待しています。

投稿: マーマー・ヨ | 2009.09.10 12:43

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【はじめに】 メールって意外と大事です。 特に 名刺交換が多い セミナーや読書会に行ったあとには そう思います。 1回あったくらいで... [続きを読む]

受信: 2009.11.08 21:24

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